[ 解決済 ] NPO法人 フリースクールのパフォーマンス(PSIモバイル-LCP)

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  • #110775

    Lightning のサイトって、ラボテータの数値が悪くなる傾向がありますよね。
    ラボテータの測定環境と相性が悪いのでしょうか?

    Lightning の公式サイト https://lightning.vektor-inc.co.jp/ も添付画像の通りです。

    フィールドデータ LCP 1.9秒
    ラボデータ LCP 20.3秒

    Google はフィールドデータを重要視しているらしいので、Lightning の公式サイトは「良好」となります。

    ラボデータも有用な指標ですし、15秒 も 7.5秒 もどっちも poor かもしれませんが、同一測定環境での 15秒 → 7.5秒 は大きな改善です。

    【追記】
    Google Search Console の「ウェブに関する主な指標」を見れば安心できるかもしれません。
    私の Lightning サイトのページはすべて 良好 URL と評価されています。

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    #110785

    Satoshi Nakamura
    参加者

    しあわせ屋根屋様
    貴重な情報ありがとうございます。

    //なおこれはLightningを使っているうちのお店のサイトではということで、「NPO法人フリースクール」のものではないです(^^;; //

    今回の課題は「VK Block」です。「NPO法人フリースクール」ではありません。

    VK Blockは大変な高機能でデザインも優れたプロダクトですが、それを実現するためのコード類(CSS、JS)がふんだんに盛り込まれており、表示スピードに課題がある、というのがこのトピックの本質、中核です。

    具体的には、例えば検索結果に表示された「しあわせ屋根屋」という文字をクリックすると、画面が真っ白な状態が15秒間続くということです。これによって、ユーザーが「こんなに時間がかかるなら」と、検索結果に戻って別の屋根屋さんを探す、いわゆる「ユーザーの離脱」が起こります。

    また、最初の画面表示に時間がかかることは、googleの検索エンジンの評価を著しく下げますので、検索順位の下降が起こるでしょう。また、googleの広告の入札価格にも影響します。

    なので、しあわせ屋根屋殿がVK Blodkを導入したら、現在の「ホームページ経由でたくさんお仕事をいただいている」状況が一瞬にして瓦解するでしょう。

    このVk Blockの課題は、専門的には「レンダリング(画像表示)を妨げるブロック」といいますが、通常はこうした現象を無力化する部品(プラグイン)が効力を発揮します。がしかし。WP fastest cacheというこの分野では最強の製品製品の「delay js」という強大な機能を持ってしても押さえ込めません。

    したがって非常に「根が深い問題」なのです。

    今回のケースは、Web制作者の一般的な対応策、画像の圧縮、次世代フォーマットの活用、CDNなどは「レンダリング(画像表示)を妨げるブロック」問題に対して全く効きません。VK Block製品自体の問題だからです。製品の何がボトルネックかを特定し、デバックする能力が必要なので、製品のコアな部分まで触れなくてなならず、VKの内部の方しかこの課題を解決することができません。

    そうした中、VK Blockは膨大なユーザーがいる製品で、この最適化をやるとなると、広範囲な影響度分析、デザイン等の機能との両立、テストなどのプロセスとワークが必要なため、簡単には解決しない課題です。

    VK BlockおよびVKブロックライブラリーは、デザインだけでなくユーザーの感情動線を考え抜いて作られた素晴らしい製品で、ドラック&ドロップでサイトを簡単に変更できるなど、メンテナンスもしやすいという、ローテクのユーザーに優しい、初期の導入者にとっても優れた製品です。

    しかし、しあわせ屋根屋殿のように、検索エンジン順位でシノギを削っているような会社さんは、手を出すと大火傷する製品ではないかと思います。逆にいうと、スピードの最適化を実装すると、めちゃくちゃすごい製品になるということです。仮に実装されたら、もうVK一択。VK最強。

    #110788

    https://vws.vektor-inc.co.jp/forums/users/8295/topics をご覧になるとわかりますが、
    しあわせ屋根屋さんは4年以上前から VK Blocks Pro をお使いです。

    #110790

    Satoshi Nakamura
    参加者

    対馬様
    大変お世話になっております。

    ご教示いただいたLightning公式サイト(工務店)のPageSpeed Insights分析結果、大変参考になりました。

    私も添付画像のようにPSIを計測し、、私のサイトのPSIラボデータと比較したところ、LCPの数値やボトルネックの傾向が非常に似ていることが分かりました。

    Lightning公式サイトのラボデータ(モバイル):
    パフォーマンススコア: 42 LCP: 20.4秒
    主なボトルネック: 「レンダリングを妨げるリソースの除外」(7,260ミリ秒)
    自社リソース(VK関連CSS/JS)とGoogle Fontsが多数指摘。

    私のサイトのラボデータ(モバイル):
    パフォーマンススコア: 55 LCP: 14.9秒
    主なボトルネック: 「レンダリングを妨げるリソースの除外」(5,730ミリ秒)
    自社リソース(VK関連CSS/JS)が多数指摘。

    この比較から、LightningテーマがPSIのラボ環境で不利に評価される傾向が、私のサイトでも同様に再現されていることが明確に理解できました。

    そして、ラボデータが非常に悪いにもかかわらず、Lightning公式サイトのフィールドデータLCPが1.9秒と「良好」であるという事実は、私にとって大きな希望となりました。

    昨晩はサーバー会社さんのエンジニアの方にご支援いただいて、htaccessの設定を変えてwebP配信問題は技術的に解決したにも関わらず想定した効果(LCP2〜3秒短縮)が全く出ず、手詰まり状態でした(ハイリスクな施策をやるのか否か)。

    GoogleがSEO上でフィールドデータを重視しているという点も、改めて確認でき、大変安心いたしました。
    対馬さんのご指摘と具体的なデータのおかげで、その特性と、実際の評価基準について深く理解することができました。

    貴重な情報とご助言をいただき、本当にありがとうございました。

    完璧に「解決」しまして、今後もVKプロックパターン一択です。
    Nakamura

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    #110802

    石川@Vektor,Inc.
    キーマスター

    皆さま、こんにちは。ベクトルの石川でございます。

    すでに「解決済み」となっておりますが、今後の参考として、
    また他のユーザー様への情報共有のためにも、
    開発側の考えを一度整理してお伝えさせていただきます。

    「表示速度」と「ページの実現性」、どちらを優先するか。
    これはプロダクトの設計思想により異なるポイントかと思います。
    弊社では、特に「初心者の方でも、最短で・確実に・完成度の高いページを作れること」を最優先にして、VK Blocks / Lightning シリーズを開発してまいりました。

    とはいえ、ご指摘いただいているように、ブロックの多機能化・肥大化が進む中で、パフォーマンス改善の必要性も強く感じており、今後のアップデート計画にも組み込んでおります。

    現在、既存の重要タスクや機能追加対応などが集中しており、すぐに大きな対応を行うことは難しい状況ですが、「改善すべき重要課題である」ことは、開発チームとしても明確に認識しております。

    開発には常に「優先順位」「リソース」「影響範囲」のバランスが求められます。
    特に弊社のように多くのユーザー様にご利用いただいている製品では、ひとつの変更が他の多くのユーザー様に影響を及ぼす可能性も高く、慎重な検討と準備が欠かせません。

    そのため、ご要望に対して「今すぐ」の対応ができないこともあり、ご期待に沿えない状況が続くこともありますが、ユーザー様の声をないがしろにしているわけでは決してございません。

    現在の表示速度による不利益と、ページ制作の実現性から得られる利益・価値を天秤にかけたうえで、総合的により多くのユーザー様にとってメリットのある開発判断を行っております。

    また「手を出すと大火傷する製品」などの表現については、開発チームとして少なからずショックを受けたのも事実です。
    もちろん、率直なフィードバックとして真摯に受け止めておりますが、今後ご利用を検討される方や他のユーザー様に誤解や不安を与える表現が残ることに対しては、やはり心配もございます。

    繰り返しにはなりますが、「表示速度の改善」については今後の重要な課題としてしっかり取り組んでまいりますので、どうかご理解を賜れますと幸いです。

    本件についての弊社からの返信は、今回を一区切りとさせていただきますが、
    今後とも 弊社製品が、皆さまのサイトづくりの力になれるよう、引き続き改善と進化に努めてまいります。

    どうぞよろしくお願いいたします。

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