お世話になっております。ベクトルの石川でございます。
本件状況調査に時間がかかり返信が遅くなりまして恐れ入ります。
まず、今回の問題については、VK Blocks Pro では該当部分に変更は入っていませんので、別の要因であると考えられます。
現状、theme.json が存在するテーマで、theme.json の中で blockGap:true; に指定されている場合、WordPressが標準で、
body .is-layout-flow > * + * {
margin-block-start: 24px;
margin-block-end: 0;
}
や
body .is-layout-constrained > * + * {
margin-block-start: 24px;
margin-block-end: 0;
}
というCSSを出力するようになっています。
この影響で、Outerブロックやグループブロック内の該当箇所で下部の余白が打ち消される現象が発生するようになってしまいます。
おそらく初期構築時は 外観 > カスタマイズ > Lightning 機能設定 で theme.json が有効でなかったけれども、どこかのタイミングで後から有効にされたために今回の現象が発生したのではないかなと考えています。
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【補足】
margin-block-start: 24px;
margin-block-end: 0;
も勝手に追加されると困るので、Lightning G3 では unset で打ち消すCSSを追加しています。
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ですので、
外観 > カスタマイズ > Lightning 機能設定 で theme.json を無効に切り替える
という操作をすれば “もとの余白の状態” には戻ると思います。
ただし、無効にするとカラムブロックの間隔や、その他の余白設定項目が効かなくなってしまいますので、theme.json が有効なモードでの使用をおすすめしています。
“theme.json が有効な状態でなおかつ無効と同じ余白” というのは WordPressの仕様上実現が難しい(ロジックに無理がある)ため、できませんので一番確実なのはブロック側でマージンを指定したり、該当箇所にスペーサーブロックを配置して上下のブロックにはマージン0指定をする事です。
WordPressの仕様でグループなどで要素をラップするかしないかで余白がばらついたり、テーマによって余白の指定が異なったりしますが、手動でマージンを指定したりスペーサーで余白を追加&必要に応じてブロックにマージン0指定をすれば、WordPressやテーマの仕様変更、使う場所(ラップの有無)などによる影響を受けずに安定した余白を確保する事ができます。
余白の指定方法につきましては下記で案内しておりますので、一度ご確認くださいませ。
余白をコントロールするには? -WordPressのブロックエディター
よろしくお願いいたします。