お世話になっております。株式会社ベクトルの石川でございます。
先日、ユーザー様から要望の多かった「Outerブロックの背景画像を表示画面サイズによって切り替える機能」を追加実装いたしました。
しかしながら、スクロールする度に画像をリアルタイムで検出して画像サイズと表示位置を描画しなおすパララックス機能との相性が極めて悪く、不具合なく機能両立する事が非常に困難な状況となっています。
そこで、以下の理由によりOuterブロックでのパララックス機能を廃止(固定機能は普通に利用できます)させていただきたいと考えています。
1. パララックスはもともと処理が重く、スムーズに描画されるのはハイスペックな一部の端末のみので多くの端末で描画が遅れて表示が不安定なので、実用的とは言い難い
2. 画面サイズによる画像切替かパララックスのどちらかを取るなら、PCとスマホで明らかに縦横比が違って見え方が異なるため、画面サイズによる画像切替を選択した方が実用性が高い
3. 頑張りに頑張ればなんとかして両立は実現出来る可能性はあります。しかしながら、その対応にかなりの工数を要したり、かなりトリッキーな処理をしているので継続的にメンテナンスで工数がかかるため、その分、他のもっと需要が高そうな機能開発が後回しあるいは頓挫に繋がる
例)
* 画面サイズ毎のカラム数をコントロールできるレスポンシブカラムブロック
* PR コンテンツブロックの画面サイズによるブレイクポイントの変更
* 表示時にふわっと出るエフェクト機能
* カードブロックで枠線無しの写真丸抜き機能
* カードブロックや投稿リストブロックの画像の高さの指定機能
* カードブロック内に任意のインナーブロックを入れる機能 など
上記踏まえて、パララックスを動作するように時間をかけて調整するべきなのか、
パララックスは廃止して背景固定表示で代用するから他の便利そうな機能実装を進めた方が良いのか
みなさんのパララックスに対する要望の高さがどれくらいなのかご意見伺えればと思います。