弊社ベクトル製品は、毎年更新するサブスクリプション型のライセンス方式を採用しています。
ときおり「有料版を使いたいが、サブスクリプションのような継続課金では社内・クライアントの許可が得られない」というお声をいただくことがあります。
しかしながら、以下の点をご説明いただくことで、十分にご理解・ご承認いただけるケースが多いと考えております。
ライセンス許可の取得でお困りの際は、ぜひ参考にしてください。
1. 年間数千円でシステムが安全に保守される
WordPressは以前から年に数回メジャーアップデートがあり、特にブロックエディタが導入された WordPress 5.0 以降は仕様変更の影響が大きくなっています。
これらに適切に対応しない開発者のテーマを使うと、過去に作成したページの表示が一部崩れるなどの不具合が発生する可能性があります。
この点、弊社ベクトルでは、WordPressのアップデート内容を随時確認し、製品を継続的に対応・改修しています。また、WordPressだけでなく、YouTube・Facebook・X(旧Twitter)などの主要な外部サービスや、他プラグインの仕様変更にも随時対応しています。
もし、完全にオリジナルのテーマを制作会社に依頼している場合で、表示崩れなどのトラブルが発生すると、テーマ制作者の瑕疵ではなく、WordPress側の仕様変更への対応という扱いとなり、都度費用が発生するケースが多くみられます。
1件の不具合修正だけでも、弊社ライセンスの年間費用を超えることが多いのが実情です。
2. フォーラムで不明点をすぐに解決できる
制作中に設定方法やカスタマイズで不明点が出てきた場合、なかなか解決できずに行き詰まってしまうことは珍しくありません。このような場合にも解決策を調査・思案する時間=人件費が発生してしまうのは好ましくありません。
しかし、ベクトル製品のライセンス有効期間中はフォーラムで質問・相談が可能です。
弊社スタッフが随時設定や使い方のサポートをさせていただいおります。また、同じベクトル有償製品を利用中のユーザーと知識を共有し合い、幅広いアドバイスを得られることもあります。
フォーラムでのサポートをご活用いただくことで、困った時に無駄に時間(人件費)を浪費する事なく、解決までの時間を短縮し、制作効率を高めることができます。
3. 継続的な機能改善とデザイン追加
弊社では、VK Blocks Pro や Lightning G3 Pro Unit など主要製品の機能拡張、新デザインパーツ、デモサイト制作などを複数のスタッフが継続的に行っています。
これにより、ユーザーの皆さまは定期的なアップデートを通して新しい機能・デザインをご利用いただけます。
個別に同様の開発を外注した場合、軽く数十万円規模の費用が発生します。
ライセンス更新によって、最新の環境・デザイン・機能を安定的に享受できることが大きなメリットです。
- VK Blocks Pro 更新履歴
- Lightning G3 Pro Unit 更新履歴
- VK Patterns Library プレミアムパターン
- VK FullSite Installer デモサイト
4. ライセンス切れでも、すぐ使用不可になりません
パソコンのアプリケーションなどのように、ライセンス期限が切れたら即座に使えなくなるという制限は設けられていません。
弊社製品は100% GPLライセンスに基づいており、テーマやプラグインのデータ、制作したサイトのコンテンツはすべてユーザーのサーバーに保管されます。
ライセンスが切れたからといって、直ちに利用できなくなることはありません。
ただし、アップデートやサポートは無効となるため、長期的に安定運用を続けるためには定期的な更新をおすすめいたします。
5. 定期的なライセンス更新は事実上必要です
まず前提として、購入時点の環境(サーバー環境をはじめ、WordPress・テーマ・プラグインなど、当時のバージョンの組み合わせ)であれば、引き続きご利用いただくことは可能です。
しかしながら、WordPressや各種プラグインではセキュリティ修正や機能変更が頻繁に行われており、アップデートを行わず古い状態のまま使用し続けることはリスクを伴います。
弊社ベクトル製品もこれらに合わせて更新を行っております。そのため、弊社製品のみ旧バージョンのままご利用されますと、誤動作や不具合の原因となる場合があります。安全かつ安定した運用を維持するためには、ライセンスの継続更新と定期的なアップデートが事実上必要となります。
まとめ
- 年数千円で保守・サポート・機能追加を受けられる
- WordPressや外部サービスの変化に継続対応している
- 100%GPLのためライセンス切れでもサイトは消失しない
- 定期更新により安全で安定した運用が可能
継続的なライセンス更新は「不要なコスト」ではなく、「安定と安心の維持費」としてご理解いただければ幸いです。
