大変恐れ入りますが不具合でも再課金が必要です。

この件に関しては私も以前他社様がアップデートを有料にしている事を最初に知った時は
「えー!それはないんじゃないの!?無責任じゃない!?」
と思っていました。

しかしながら、長年メンテナンスをしてきた経験上、以下の理由によりアップデート期間を過ぎた場合は別途有償とさせていただいています。

通常の受託業務のシステム開発などの瑕疵対応期間は1年が一般的である

通常受託案件などでも瑕疵対応期間は1年とさせていただいております。1年間運用しても発見できないような不具合を発見するレベルでの膨大なテストをする事は現実的に不可能だからです。

加えて、特定の納入先ではなく、非常に多くのユーザーが利用しており、誰かが不具合を発見すれば都度修正しているので、販売価格に応じた品質保証義務は確実に果たしていると自負しています。

弊社の過失ではない外部要因によって不具合が発生する事がある

時間の経過とともにWordPress本体の仕様変更やSNSなど外部ウェブサービスの仕様変更の影響なども時間とともに発生してまいります。そういった弊社の過失ではない外部要因による不具合に関しては、修正は別料金でも良いですか?ダメですよね?

極端な例を挙げるとWordPress 5.1の時に購入して、1度しか課金していない状態で、10年後くらいになって「WordPress 10.0 で動かない!不具合だ!対応しないのはおかしい!」とは思わないと思います。外部環境の変化によって、対応作業が発生するのはご理解いただけると思います。

そういった継続的なメンテナンス作業をする以上、弊社も費用をいただかない事には継続が不可能なのです。

機能追加はいらないから私の保有バージョンだけ個別に不具合をメンテナンスして欲しい

残念ながらこれはオーダーメイドの商品・サービスではありません。パッケージとして共有化する事で低価格が実現できています。

例えば特定の個別の受託案件で、仕様外の外部要因による対応業務が発生した場合、その1件で数万円〜の作業になります。そういった対応業務が複数発生しても、購入して1年以内なら追加費用が発生しません。翌年再課金したとしても、その費用以外の対応作業費は発生しません。

十分販売価格に見合ったサービスではないでしょうか?

メーカー保証期限が切れた後で不具合が発生した時、無償で修理を要求しますか?

時間が経って消耗してメーカー保証期限が切れて壊れたものに対して、無償で修理しろと言う人は常識的にはいないと思います。そして有償修理となると結構な値段になると思います。それよりも再購入価格の方が安い価格設定だと思いませんか?

プログラムは電化製品などのような消耗による不具合は発生しませんが、先述のように外部環境がかわる事によって動かなくなる事はよくあります。そういったものに対する継続したメンテナンス料だと理解いただけると、2年目の課金にもご理解いただけるかと思います。

私は購入時の環境で不具合なく動けばいい

いえ、WordPressやプラグインはアップデートしてください。脆弱性のある古いバージョンを使い続けると、乗っ取られたりして他の人に危害が及びます。

メジャーバージョンアップや別製品として販売した方が良いですか?

弊社が Lightning 1、Lighting 2、Lighting 3のようにメジャーバージョン毎に別商品としてそれぞれ販売すればダウンロード期限を設けなくても可能です。ただ、そうすると年に2回以上メジャーバージョンが出て買い直しになってしまいます。それを全部買ったら余計に高くつきますし、買わなかったら「新しいバージョンは機能追加されて使いやすそうだけどな…」となるのは寂しくないですか?

販売側としてはその方が利益率は確実に高いですけれど、ユーザー側としては今のスタイルの方が恩恵が多いと思います。

ご理解よろしくお願いいたします

以上、思いつく点をいくつか記載しましたが、機能追加だけでなく、不具合修正、外部要因に対する対応業務など、本当に想像を遥かに上回るメンテナンス業務を日々行っております。

何卒ご理解いただけますと幸いです。

逆に上記ご理解いただけない場合は残念ながら弊社ではご期待に応える事が出来ませんので、他社製品のご利用をご検討くださいませ。